オープンした店舗のために廃材加工で看板を用意しました。シンプルイズベストと思ってます。
風で倒れやすい構造なので、板の間を金属プレートでつなぎ隙間を残しました。おもりを兼ねて丸太を補強材に使っています。
制作では電動チェンソーが活躍しました。
飾りっ気の無い佇まい。
3人寄れば知恵
店番をしていると近所のかたがお話をしに来てくれます。
「団体行動や夫婦、家族など、共同でいるには我慢が必要では」
「家でやさしい旦那が良いか、外づらを優先した方が良いのか」
そういう人間関係のテーマが語られる中で、ある人は「ダンナに斧を持って追いかけられたけど近所の人が仲裁してくれた」と言ってました。
「個人同士の話し合い」で解決できたらそれも良いのかも知れませんが、自力とか他力なんて部分にこだわる必要も無いと、この話を聞いて感じました。
支えてくれる人がいることや、支えを受け取り拒否しないことはとても大事ですね。
他人の妄想より自分の真実
店舗運営メンバーのかたは高齢だったり、身体に不自由を持たれていますが、それぞれの最適な役割を持ち活動なさってます。
コーヒー担当者、開店時に看板を出す、玄関マットを出すなどを分担するし、オーナーや私が不在の時に「どんなお客さんが来ていたか」などを覚えていて申し送りをしながら運営してくださいます。
自分が担当している「フリマ品をもらってきたり店の整備をする」のを大変に感じることもありますが、全員が望んで作る店の一部として動いていたら、不思議と力が湧いてくるものです。
「誰かにやらされてる」なんて思ってる人がいないので心地よい。
人は自分に嘘をつくたびに力を失うものですが、逆に「自分の真実に気がつく」ことで力は生まれ続けると感じます。
楽しんで店やりたいと思えば、なんでもへっちゃらになる。「あの人があの作業やってくれない」なんて言わないし、エネルギーを投じることを我慢と思わなくなる。
何度だってお互いに指摘できるし、それで気を悪くすることがない。
そして半端に知った誰かがほとんど妄想のようなケチをつけたとしても、自分の真実をくつがえすものにはなりません。言わせておけば良い。
方法は「喜びの自分でいるためにどうするか」ってことに焦点を当てていくだけです。
回収のため訪れた伊賀にて。生駒山方面から爆発のような光でした。