ご縁あって転居しました。
在宅で自分の事業が回りだしたので、父の実家へ住むことにします。僕は生まれた時から県外でしたが、「この土地」や「土地の人」には家族として支えられていたと今になって理解できました。
これから住む家自体は祖父の建てた家です。親戚に管理してもらっていたので、何も不具合がありません。多くのご恩を返そうと思います。
この地で育った人の95%は、高校卒業と同時に町を出る。東京や名古屋へ進学してそのまま就職し、帰ってこないそうです。だから自分の同年代と町で会うことは珍しいです。
最寄りのコンビニは18km離れています。前の住まいで3km離れたホームセンターを「遠い」と言ってたのは甘すぎた。
前の住まい↓
引っ越しには「弟にもらった車」を使います。
まず荷物を愛知の実家へ移して、それから車ごと三重へ。そして翌朝、隣り町のレンタカーで愛知へ戻る段取りでした。
この写真は、そのとき撮ったもの。
この景色を見た時には水平線や空の広さににピントが合わないような感覚で、眼球飛び出しそうになったものです。
見守られているような不思議な足取りで、レンタカーのミニバンを走らせ名古屋のアパートに戻る。
が、全部荷物を載せられずもう1度実家に預けに行く。合間に薬局でダンボールをもらって配送業者に預けたりして、何とかすべて運び出し迷わず進みました。
今は荷解きと模様替えがライフワークになってます。