ありったけ生きるブログ

移住して便利屋やってます。

人の中にある「最果て」が見たい

動機が知りたいので

会ってピンときた人に「取り組んでる行動と動機」を訊いてます。そこが知りたい理由を、自問自答しました。

「理解できない自分」を解消したい

劣等感?

物心ついたころには非常識で、人を理解してないと負い目を感じてる。開き直らず、がむしゃらに色んな世界を見ました。

悔しいとか、理不尽な行動の罪滅ぼしも原点にある。

ひたすら情報収集して

「適応できず卑屈になるより、社会に少しでも溶け込めたら」と、見聞を広めました。自衛隊に和菓子屋、エンジニアのち介護業界。引っ越し、食堂のバイトも大事な経験。

職場ごとに違う人づきあいの形で、働いてる動機も違います。共通認識されてる基準はあっても、ひとつの「正しい」答えはありません。

ハラ割って話した

働く人たちの本音を聞き集めることはできました。しかし結局は各々が違う動機と思想。聞き集めることで「正しさ」には近づきません。

好きなだけマイペースに居られる小学生相手に気圧されて、敬語を使ってしまうこともある。育児や家庭のこと&別世代との関わりは、特にうとくて学び損ねてる分野のままです。

「自分を大切に」って?

学びだから、と逆境を選んでしまう。そんな癖をたびたび反省してきました。

言いかえると「苦労をひきよせてる」思考の癖。この抵抗を手放せたらと、ギリギリの状況になって思った経験が何度もあります。

しかし縁あったら動いてしまう。

お声掛けを断らず、グループホームの夜勤を始めたのが先月。福祉の仕事は自分を犠牲にしがちで、結果として昼夜逆転もしました。

そんな中で「苦労したがり」のおばあさん見ていて気づきます。今まで報われるのを避けるように生きて、結果苦労してる人。しかしその道のりに幸せはあったと言う。

夜中は帰宅願望と現実との板挟みで不穏になる。投げつけられる悲しみと問いに答えたことで、自分の答えも見つけました。

気持ちベースで居続ける

「理解したい自分」を大切にするために、苦労や苦痛を選んでいたようです。ポジティブに見るなら。

「自分を大切に」ってのは甘やかす言葉じゃなく、あらゆる気持ちを認識して使い切ること。だから楽しても苦労しても間違った手段では無いし、衝動に忠実で正直ではある。

構造に気がつかず迷いました。

犠牲をともなう苦しい修行もウェルカムですが、これまで楽しさの中でも学んでいたはず。気持ちベースだけ変えず、行動の質は考えたい。

豊かさと学び

世界の知られざる姿と思える、まれな出来事も見ました。感動して涙が出たり、笑い転げたり。

自衛隊の先輩と夜勤で見た名場面。雷が光り続けて照明が要らない夜の屋外で暴風雨に耐えながら、笑いながら用水路の水門を操作したクレイジーな日もあった。

ある会社での輸入品通関&引き上げも貴重。慣れた人には何でもない通関手続きさえ初めてなので面白いし、本来立ち入らない真夏の港や倉庫にひとりで居るのが楽しい。

ハイエースに荷物を全部載せるため、ダンボールをいくつか開梱。中身の雑貨でごった返すカラフルな車内。夏の高い雲を見ながらひとり田園地帯を走るのも、仕事らしかぬ解放感でした。

人生に何度も無いし、1度でも嬉しい思い出。

この場合では、同じ時間を過ごした人が多くない。せいぜい一緒にいた数人で見ただけ。心動いたことなのに大勢の賛同者はいないし、ぶっ飛んだ結果を受け取ることもない。

まれな出来事のなかでも「多人数で共有している」ものが、大きな結果を巻き起こす。思い返すと「良い時間を共有する取り組み」のなかに、素晴らしい瞬間がありました。

多人数だったら

自衛隊で訓練生活を共にした仲間とも、奇跡を見ました。演劇公演でひとつの舞台を作った仲間も、同じように。

ここに着眼して、今までよりも多くの人と感動をわかちあう方法を考えてみます。

少人数の濃いイベントを主催してましたが、会場の店じまいにより終了。別の会場でキープコンセプトでも良いけれど、新しく挑戦するきっかけにしてみたい。多人数で面白くを目指し、心機一転します。

結果思考で行く

世界の果ては案外近い場所で、人との関わりにあるはず。表現するべき場所は相手の中。

見たい結果で言うなら、点数出すぎて電光掲示板爆発させるイメージ。トムとジェリーみたいな、わかりやすい世界観でありたい。

芝居参加するなら客席うめよう。ライティングするなら、読んだ人が狂ってクリック止まらなくなるモノを。「数字」でなく「人」が動くのを見て感覚つかみたい、影響や規模の大きさがわかるから。

「最果てを見る」願望と「結果思考」がつながりました。あるべき姿も更新していこう。

ドジや人柄で生まれた笑い話を「伝説」と呼びますが、現場を共有してこそ語り継がれる。さらけ出したまま多くの人に関わって、伝説が生まれる瞬間に立ち会おうと思います。

その下準備として、出会った人に「取り組みと動機」を訊いています。無意識にやってました。