家から自転車で20分の距離にある自然公園を訪れました。
何度もロードバイクで横を通過していたのに近すぎて行かなかった場所です。
今まで「とっておき」にしていたのもあって、全身に行き渡る岩盤からの感覚と、砂浜では感じられない剥き出しの海に圧倒されます。
暑すぎないし風が心地よいから、今は最高の時期かも。
イソヒヨドリ
岩盤で横たわっていたら、いつの間にかイソヒヨドリに観察されてました。
育児時期以外で特にオスの場合だと、単独で自由に暮らしてます。
天敵が少ないしハンターとしての腕も良いから「生き残り」にエネルギーを割かず行動している様子。好奇心のままに生きる特権階級です。
観察するし観察される
時期を遡りますが、この鳥の仲間は5月の夕方にも興味深い行動をしていました。
毎日夕方には虫を捕獲して各々が電線や木にとまって、仲間と通信するように夕日の方へ向いてさえずる習慣があり、それを終礼のようだと私は思っていました。
一方で私が屋外で建物を修理などしていると、彼らに無言で観察されることもあります。
そんな時に急いでカメラやスマホを向けると去ってしまうのは、鳥に恐怖を与えたと言うよりも、私が興味の対象で無くなったということだと思います。
「今ココ」の自分でいるほど好感を持たれるようで、木工に没頭している時などは多少うるさくても観察されるし、自転車に乗っている時には道路沿いに飛び寄ってくることもあります。
挨拶
目が合うようになった頃のイソヒヨドリは私の行動を見てるだけでしたが、合うたびにお辞儀をしていたら、何羽かの個体は返礼してくれるようになりました。
この動画を撮った日には家庭菜園への行きと帰りに飛び寄って挨拶。
鳥は虫などを捕獲して食べるので、人が野菜を作ってるのが面白かったのかも。
飼ってる鳥ではなく自然に生きてる鳥が、生きている人間に関心を持つことにも、交流することが出来たのも感動です。
6月以降の彼らは育児のため住まいを変えてるみたいで、声はするけど見かけません。
特別な体験をしたと大切な記憶にして、人に慣れすぎると良くないようなので適度に離れておきます。