打算や思考から自由になったら
「楽しいからそれをする」
「その人に会いたいから会う」
願望をシンプルに実践することで代わりのきかない貴重な経験が得られるし、邪念に目減りさせられることなく最大の充実感を得ることができます。
「損得」とか「他人の視線」そして「生き残る」などの思考に邪魔をさせなければ、その境地にたどり着けるはずです。
“心のままに”ってのは「子どもっぽい」と思われるかもしれませんが、むしろ「大人がやるには難しい」という認識でいるべき。本当に価値のある瞬間かどうかは、理屈で決めるものじゃない。
最近になり「自分にとっての1番」を再確認させられた具体的な出来事があったので紹介します。
人助けは思考由来にすぎない
1年半前に過疎化の進む父の出身地へ引っ越してきました。それから自分だけの役割を持とうと思い、便利屋のようなことを始めました。
地域の高齢者を助けるのは社会通念上、質の良い行動とされていますし、私にとっては知らない人との関わりから多くの考え方に触れて刺激を受け取るチャンス。だから望んでこの仕事に取り組んできました。
いつも気をつけていたのは「困っている人を飯のタネにしないこと」そして「自己肯定感を得るために使わないこと」であり、助ける仕事が不要になるのを願うってことです。
そうして不用品回収したり車を走らせてきましたが、その人にとって本当の1番は「困りごとの解決」ではないと気がつきました。
手垢のついた表現になりますが、お客さんは「もし今日世界が終わるとしたら」巻き爪治療のためにチャーター便で通院なんてしないってことです。
では自分は？
見直しが必要だと突き詰めると、「必然性0でも強い動機を持って行動する人と話す」ことに面白さを感じていました。
すでにその先を見つけていた
人の動機に関心があるというのは以前から自覚していたし、それを話題に食事会もしていました。2年3ヶ月前までやってたイベントです。
カレー会という名前にして、いつも会場は同じ。クリエイターやミュージシャンそれから演劇などに取り組む人が集まって話すというものでした。出演告知できたりコラボが生まれるメリットもあります。
話を聞いてるだけでも良いし、応援してみるのも良い。困ったことを解決する集まりでもないから勝手に価値を見出してもらいます。
使い方は自由ですし「今日世界が終わるなら？」と質問してもOKです。
自分を話すより聞きたい理由
「自分の生い立ちや考えをわかってくれ」と語りたい志向の人がいるのも知ってますが、聞きたい志向でいるのなら新しい視点を得られる収穫があります。
その新しい視点を持ってこれから生き、行動していくと、その人自身の命を最大限に活用することになるでしょう。
「やり残した視点を試す」のを、これからやりたいことにしても良いと思います。
なんでもあり
「周りの目を気にしてできない」
「あとで困らないための作業で手一杯」
「規則が大事」
平たく言えば、これでは問題外。物質的な命をつなぐ作業に固執するあまり何も学べず、肝心の価値を見出せていないわけです。
本当にしたいことを見直すべきだし、本当に感じたい感情は何かを確かめるべき。もし命を使って苦痛以外の何か見つけたいと思うならですが。
その作業の一環として他人の本質に触れさせてもらうのは、相手を利用するというより、人の自然なあり方と思います。
誰にとっても、やりたいこと、やり残したことをリストしてみる価値はあります。
旅をする、恋愛をする、海外移住…
自由に往来できる時が来たら、何をしたいでしょうか。
出張型にしたい
「このブログ問いかけてくるけど自分のこと言わないのかよ」と思われるかも知れませんので、私のこともお伝えすると、カレー会を主催として再開しようと思っています。
今度はいろんな場所へ出張する形を取りたいと計画してます。全国だけでなく海外も、地上も地下も。行脚カレー会。もっと知らない人に会う。
WEB告知とかSNSライブ、動画投稿もしながら運営面は後づけで成立させられたらと思います。これまでの経験を応用すればできる気がする。
もちろん仲間はいた方が良いですが、自分だけでも始めてしまえば流れが動き出すものです。ひそかな宣言のようにブログ投稿しました。
カレーつながりでひとつ。
マグロカレーを作りました。市販のカツオカレーを参考に、マグロをそぼろ状に刻み赤ワインでパサパサに煮てます。おからも使います。
自分の味付けとしては辛さ控えめにしてます。出来たての脂も美味しですが、置いても味が凝縮するので良いです。
