近所の廃校と桜。
校舎は公共施設に改装してあるそうです。
生活の知恵
自然に頼ったり家具の再利用をしているうちに、スローライフの技を会得することになりました。
人に教わって知る専門家の技もあるし、自分で試してる遊びのようなやり方もありますが、いずれにしても失敗と成功を繰り返して面白くなりました。
無理しない畑
そら豆が成長しました。まだ豆は実っていませんが5月上旬に収穫できるようです。
昨年の秋に蒔いたのですが、その直後に掘り起こされたので「獣に食べられた」と諦めていました。
イビツな並びではありますが無事残っていたようで発芽。
初めて作った種類なので、葉は見慣れない形をしてます。そら豆を知らなかったら「やばい畑」と思ってしまうかも。
玉ねぎは肥料なしでは充分に育たないと親戚に聞きました。
でも化学肥料を使うのは健康的に思えなくて「商品では無いから見栄えを気にせず作ってみる」と答えてます。
小さいですがタマネギです。引っこ抜いたままの姿。
完全サイズになるのを待たず調理します。一斉に収穫することになったら保管に困るのも見越して、1つずつ畑から鍋に直行してもらうスタイルです。形が良いのは近所に配るつもり。
今後は茶摘みも予定してます。
廃材を加工して棚に
もらってきたベッドパーツ等の廃材から棚を作りました。
木材の組み立てに釘を使っていた時期もありますが、“タッピングビス”を使うほうが頑丈で加工も楽。ネジ穴の無い木材に直接押し込み、ドライバーで回して固定できるからです。
補強材にはネジを効かせる必要が無いので、ドリルで穴を開けてビスを素通りさせます。
楽に作る。方法を教わったというより試して探り当てました。ありあわせの木材から棚が1つ出来上がり。
「牡蠣殻」を活用
食用牡蠣の殻が廃棄されるということで、大量にもらってきました。
淡水魚を飼育する時に水槽に入れておくと、硬度やpHなどの水質を調整する性質があるそう。
他には粉にして鶏の飼料に混ぜれば卵の殻を強くするし、畑に撒いても石灰の代わりになるということで、色々な場面で重宝します。
ご飯を炊く時に入れておくのも技のひとつ。
玄米でしか試してませんが、普通に炊いた場合と比べて米粒に水が行き渡り活性化してるように感じます。美味しくなった。
↑宣伝ではありませんが、メルカリとヤフオクで販売してます。
(この投稿の最後でご紹介します)
在庫置き場では作った棚が活躍。需要があるようで2〜3日おきに売れます。
家事の合間に準備できるから簡単で楽しいです。
「山の技」を知る
この1ヶ月以内にすべては起こったのですが、森林組合のかたと話をしていて「木材を商品として売れないか」を考えることになりました。
別のかたから「チェーンソー持ってるか」と訊かれたり、地域の環境整備で雑木を切る手伝いをしていて関心が出てきたので、林業の技を会得することにしました。
チェーンソーの使い方を教わったりユーチューブでも学んでます。
とは言え供給先のことを考えないと商品が作れないし、加工方法や導線も見えてきません。燃料にするとか家具にするのを考えたり、流行のソロキャンプについても調べてます。
点火テスト。
「現物も触って考えよう」ということで、丸太をもらいました。
“変わり身の術”に使うようなサイズ。50Kg近くの重さと思います。
担いで川を渡ったら海兵隊の訓練みたいになってキツかったし、石から石へ跳びうつるのも命がけでしたが、無我夢中で家まで運搬。軽バンがスライドドアなので助かりました。
用途を2つ検討しているので、この丸太を原料に試作してみます。
チェーンソーは祖父が使ってた機材を再始動します。
写真では埃をかぶってますが拭いたら状態が良く、エンジンも短時間ですが稼働できました。ロングセラーモデルらしいので直せるはず。
導いてくれる人達や祖父に感謝です。
感謝がベース
春になってからもご近所さまからタケノコやイタドリを調理してお贈りいただき、感謝感激の毎日です。頂き物は“ありがとうございましたメモ”という形で記録していると、以前にブログに投稿したのですが、これは今も続けています。
“おかげさま”を数えるのは人間らしく生きるために不可欠と気がつくし、どんな時にも「やったほうが良いこと」になります。
ただ生きる!
「ありがたい」と思った経験が無い人がもしいるとしたら、他の人を喜ばせることができないかも知れません。
そうならないためにも、“感謝をメモ”することは効果的なトレーニングになります。
トレーニングと言っても無理をして本心に逆らう努力ではなく、むしろ自分自身の心を繊細に観察して「より自然に」生きるためのもの。慎重に自分自身の心を観察するなら、すれ違う人の表情からさえも影響を受けていると気がつきます。
物言わぬ痕跡からでさえも影響を受けていて、例えば綺麗に整備された公園を見た時には自分も襟を正すし、ブログ記事を読んだ時には貴重な情報を受け取ったり、他人の考え方に触れて行動を変えることもあるはずです。
こうして受け取ったのが好影響か逆か、敏感に気づけるようありたいところ。基準は「感謝」が生まれるかどうかで良いと思います。
自分の心を見失ったらゲームセットなので、“感謝を数える”のは効果的な技の1つ。
関連リンク
“ありがとうございましたメモ”の投稿