いつでも自然を感じる
移住してくる前の生活圏はコンクリートに覆われ、自然とは切り離されていましたが、ここでは買い出しの道中でさえフルの自然を感じられます。
一歩道を外れれば、太平洋とむき出しの岩と、伸び放題の植物にぶち当たるのです。
クルマを停めて写真を撮ってる時間は「観光」ではなく、馴染むための「交流」に近い感覚でいます。
熊野・七里御浜
防波堤の上に立つと、静止できないほどに風が強い日でした。
波にかかる虹。
新宮の海岸
唐突な情報ですが、世界地図を変形すると日本列島の形になるらしいです。たしかに四国とオーストラリア、アフリカと九州の形は特に似てます。
港と税関のあるこの地はアラビア半島の東海岸に相当。近くに「海賊公園」という施設があってソマリアを連想しました。
陰と陽。
雨上がりなので風が強い。
二重の虹。端はどこに向かってるのか目で追うと…
地面に突き刺さってました↓
家庭菜園
家に2箇所ある畑のうち片方は、自分の判断で閉鎖していました。
「野生動物が来るから」と親戚に聞いて野菜を作らずにいたのですが、梅やミカンの木は荒らされなかった実績があるので「木なら無事だろう」と判断して、オリーブとカレーリーフを仲間に迎え入れます。
ジャガイモも植えました。厳重に防護するために支柱をセット↓
葉は食用ではないので、地面周りに金網を巻きつけたら十分かと予想してます。
店舗づくり
知り合いがもらった居酒屋を雑貨店に改装しています。
利益追求ではないので準備費用はかけません。
不用品回収で引き取ったテレビを設置したりも。
話は戻りますが、利益以外に何を求めるのかと言えば「調和的なもの」です。
例えば数カ月前に始めた「不用品回収」は、家具家電を処分したい人も、引き取る自分も、品物を活用してくれる人にも価値のある行動になっていて「誰も嫌じゃないマッチング」と言えます。
もし「お客さんの年金収入から最大限受け取ろう」と言い出せば現世利益的で荒んだ発想になりますが、お金以外のシェアを受け取ることができます。不用品でも、知識でも紹介でも自分に無かったすべてに価値がある。
そうして関わる人すべてが与えてるし受け取ってる“プレゼント交換”のような仕組みになれば、そのほうがみんな気分良いはずですから。
「スマホ講座をやってくれ」とオーダー受けたのでそれもしますし、年齢層が広く集まっての映画鑑賞会とか出来たら面白いと構想中。他地区で子ども英会話活動をするかたに開講の提案もしています。
人が集まれば結果として喫茶コーナーの収益になるでしょう。
改装作業
自分の性格上、店舗に常駐するのは向いていないのですが、代わりに店番を楽しんでやってくれるメンバーがいるので感謝です。
そういうわけなのでオープン準備は私の担当。
先月進めた剪定のようす↓
今月は塗装です。
屋根を白く塗っていると鳥が飛んできました。
拡大↓
以前にも監督してくれた鳥だと思います。
今日はここまで。 黒い部材をしっかり塗り直せば印象がシャープになるはずなので、今は完全を求めずにバランスを見て脱力。無報酬なので見栄由来の頑張りは禁物です。
ひとまず片付けていると、新オーナーのお母さんが来てくれました。「選定した木の枝を燃やしてくれる人が見つかった」と言うので、原付きの先導を自転車で追いかけて置き場まで案内してもらうようお願いしました。
軽い気持ちで提案した結果、海抜2mのスタート地点から標高60mまで引きずり回されることに。
長靴と防寒着のフル装備に汗をかきながら小径ホイールの自転車で原付きを追走し、「聞いてないよ」と笑えました。
研ぎ澄ませば実現が早い
もらい手が次々と名乗りをあげてくれるようになった不用品回収もそうですが、エネルギー投じ続けることで必要な出来事が集まってきた印象です。
準備してる雑貨店も唯一無二に輝いてくるはず。
そのためにまず手放したのは、現世利益的な思考でした。
【過去投稿】鳥の監督とは↓