地域サイト「尾鷲6」としてマルシェに出店しました。
ネット販売ではなく実店舗です。自分で準備したキクラゲとミカン以外にも、“委託販売”として燻製を扱わせていただきました。尾鷲のとある事業者さまが作るその燻製が反応抜群なので、一層楽しかったです。
商品だけでなく尾鷲の気候や暮らしにもご興味を持ってくださる方がいて、“尾鷲の人”として活動ができたと思ったし、自分の目指す方向に一歩進みだした感触があります。
段取りから後日談まで
精神的に1番タフさを求められたのは、委託販売のこと。
「代理店として利益出しますよ」とこれまで私が話してきたお取引先と違って、「面白いから」と言って商品を預けてくださるのは“利益ベース”ではなく“心ベース”。販売する燻製自体も「鮮魚も売れるけど燻製が面白い」から作っているという製品です。
徹底して損得抜きでの“心から生まれた”活動だから、代わりがないほど嬉しいし「もしも稼ぐ必要が無いほど世界が豊かになっても」本当にするべき仕事だと思えました。
それほど理想のままに行動して、失敗したら立ち直れない。
そういう脆さを感じてマルシェ当日が来るのが怖くなるほどでした。
万が一当日に「販売できない」となったとしても損害にはなりませんが、私を信じて商品を預けてくださってるわけなので反応や売れた実績を持ち帰りたいものです。“1人で勝手に”という姿勢は気ままで楽ですが、卒業しなければと常々思っていました。
これから「巻き込んでやっていく」ために、今回の委託販売を実現できたことでスタートラインに立てた気がします。
商品の準備
キクラゲは袋にわけました。
60~70グラムと、110~120グラムの2種類。1人ぐらしのお客さんと、ご家族向けに両対応。
ミカンを一輪車に載せて収穫。天気と鮮度を気にしつつ、販売2日前に実行。
マルシェ会場
自分が呼んだ友人も来てくれたし、他の出店者さんと話せて良い日になりました。
ナマケモノっぽい発言になりますが、人通りが少ない地下の立地はお客さんが多すぎないので、初めて1人で出店する私には最適でした。
他の出店者さま
コーヒーやお菓子、ハンドメイド品、占いブースや健康美容などの16店の運用でした。
これからの可能性
今後もマルシェ出店を続けてみます。
尾鷲には“新鮮な商品”を一度に準備出来すぎてしまう事業者さまもいるようですから、突発の販売経路として動けたり、販売して反応を持ち帰れるのは面白いこと。
もしできるなら販売者を募って、チームとして活動したい。
そんなことも考えつつインドカレー店で1人夕食。久々に多くの人と会って過ごしたので、世界観の更新に追いつくためのエネルギーを補給します。辛いもの食べてまったりします。
商店街も様変わりしていて、新しい店舗はどれもお洒落と感心しました。
次回参加はすでに決まっていて、お手伝いいただける方も見つかってます。その方と喫茶店でお話してから170kmの道のりを帰りました。
「乗り越えた」という一段落の気持ちにひたってますが、今しか気がつけないこともあるはずなので、気を抜かずブラッシュアップしていきます。
別サイトでの報告↓