ありったけ生きるブログ

移住して便利屋やってます。

いまから始める!キクラゲ栽培

出来の良いキノコに期待

キクラゲを作るための適正気温は25℃。それに加えて湿度を保ちながらも酸欠にならない換気の良い環境を維持すると、年間365日の生産も出来るそうです。

世の中には“融資を受けてキクラゲ生産者として立ち上がる人”がいて、そのサポート活動をされている方からお話を伺ったのです。

これがキクラゲについて調べたキッカケになりました。

自家栽培を決意

キクラゲは温度管理の設備を導入しなくても「自然に育つ」キノコだとわかりました。

工場のように年中作れるのは魅力ですが、季節に逆らわずに“自然の中で作った食品”を使うのが本来の「食のありかた」だとも言えます。

以前から“家庭菜園の素材を使ったカレーを作る”ことを目指していたので、「キクラゲ1点集中型」の生産者になるのは違うと判断。「春と秋にキクラゲ、冬はシイタケ」で行けば良い。

季節ごとに多様な食材を生産できることを望み、まずはキクラゲを小規模に作ってみます。

必要なものは?

“菌床”と“置き場”と“水”が必要。さっそく準備しました。

菌床

木片と菌を混ぜたブロックを密封パックに詰めたもの。生産時にはカッターで袋に切れ込みを入れると、そこから育ったキクラゲが飛び出すそうです。

キクラゲ専門の農家でも菌床から生産するところは多くなく、仕入れているとのこと。自分で作れないので購入しました。

天然水

菌床ブロックに肥料などは不要で、ひたすら水だけを与えます。キクラゲ工場では大量の水が必要になるとのこと。

その水は天然水にします。田舎なので良い水源があるのです。

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川の上流から各家庭に水道をひいています。これはご先祖たちが残してくださった水道。

このおかげで自家栽培のキクラゲに天然水を与えることができます。

遮光ネット

菌床置き場の理想は「森の中を再現すること」だそう。

その心は“日陰で湿気を保ち酸欠にならない場所”ということ。住んでいる家には納屋があって、その裏の通路は以前から「キノコを作れそう」と目をつけていました。

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木のラックをつくり、ダイソーで購入した遮光ネットで覆います。

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菌床を配置しました。朝夕2回、水をかけることにします。f:id:i_kowa:20200919185901j:image

以前ヒラタケというキノコを菌床から栽培したのですが、成長過程の画像は上品とは言いにくいものでした。キクラゲも成長記録の投稿は控えると思います。

収穫できたらブログ投稿やネット販売してみます。

ピーク時には朝夕に収穫できるほど成長が早いようなので、乾燥キクラゲにする段取りもはじめます。