車が必要になった
以前住んでいた町では自家用車を持たず、自転車と電車だけで生活していました。
しかし空き家になっていた祖父の家へ引っ越すと決めた2019年秋に、私有車が必要になりました。荷物の移動に必要だからです。
そのタイミングで弟にもらった軽自動車「日産モコ」を手入れしながら乗っています。
意外と欠点がなかった
昔ながらの住宅地には普通車が通れない幅の道も多いと、引っ越してきてわかりました。狭い道を走れる車体の小ささは活躍します。
車体が小さいからと言って荷物を積めないこともなく、洗濯機も横置きにすれば積めますし29インチのマウンテンバイクも前輪を外せば積めています。
他に小型車の不利なポイントと言えば「高速道路でのふらつき」ですが、振れ幅が大きいだけで真っ直ぐには走れるので気にするのはやめました。
黄色ナンバーを取り付ける
ナンバープレートを取得するために“軽自動車検査協会”へ足を運びました。名義変更も同時です。
レンタカーで引っ越し荷物を運んだついでに立ち寄ったので、返却時間に気を揉みながら行列に並んだのは名場面のひとつ。
普通車と違って、ナンバープレート取り付けネジの特殊な封印や保管場所書類が不要なのは助かります。
酷使される車
重量のあるワゴン型でAT車でしかもターボなし(自然吸気)ですから、どんな自動車よりもパワー不足かも。安全運転でもアクセルを踏み込む場面があります。
走っている地域には峠道が多いので、タイヤの側面が減ります。
重心が高くてタイヤも分厚いので曲がるたびに傾いて横転しそうになります。そして運転席から右前の柱が邪魔で道路が見えません。
「運転手自体が助手席にかたむく」のが、この車を走らせるために必要なこと!
京都から奈良の山を抜ける160kmほどの山道も運転手は傾きながら走りました。途中にあったダム湖で人も車も休憩↓
タフに走ってくれてます。
車輪やワイパーを塗装
劣化が目立ったので補修。鉄ホイールにカバーが付いていたけど傷があったため取り外して、スプレーで車輪を黒く塗りました。
大雑把な塗り方でしたので出来映えはともかくですが、自分の手で整えることに意味があったと思います。
なおして大事に使うのが気持ち良いと気づく。新品に乗り換えるのとは違った心地良さを感じられるはずです。
ワイパーも錆びていたので黒く塗る。
洗車もします
拭くだけでワックス効果のあるシートを使っています。洗車は最低限で良いと思っていたのですが、車輪などを補修するうちに丁寧になって安価なスプレーワックスを併用するようになりました。
ホームセンターで扱われている300円ほどのワックスですが、使った後の汚れにくさは歴然。重宝してます。
ドア交換
弟に車をもらった時点でドアが凹んでいたので交換することにしました。
中古部品をヤフオクで調達してから、ドアを取り外します。方法は他車種の実践動画をユーチューブで観ました。
後部座席のドアでも窓の開閉モーターなども入っていて重たいものです。20Kg以上あるし、持ちづらいので尚更重く感じます。
そんな重たいドアを道具無しで交換するのは大変ですから、車の近くに丸太を敷いて台として使いました。
原始的な作業を支えてくれた丸太。
交換後のドア。
1番目立っていたドアの凹みが解決しました。
もし車体の歪みがあったらドアが閉まらなくなるのでは?と心配でしたが、正常に閉まってひと安心。
↓交換前のドア内装と色が違いました。今後パネルを移植します。
車も家も補修するのは面白いし、自分自身の心も癒やされると気づきました。